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雪の兼六園と五感で楽しむアート、シメは縁結び祈願で決まり！＠石川金沢

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１年３６５日以上お酒を飲むアラフォー女、真冬の2月半ば、金沢プチトリップ。

冬こそ訪れたい日本三名園に数えられる雪化粧の兼六園に、見て触れて感じるインスタ映えなスポットもある美術館にカフェでスイーツを。そしてシメには金沢最古の神社でお参りをして縁結び祈願！全て近場で回れるのでもれなくチェック！

日本三名園のひとつ「兼六園」

茨城県水戸の偕楽園（かいらくえん）、岡山県の後楽園（こうらくえん）とならび日本三名園のひとつに数えられる石川県金沢の「兼六園」。「兼六園」の名は、宏大、幽邃、人力、蒼古、水泉、眺望の6つの景観（六勝）を兼ね備えた園に由来し、国の特別名勝にも指定されています。日本人のみならず海外の観光客にも絶大な人気を誇り、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』では最高ランクの三つ星を獲得する世界に通ずる屈指の観光スポットとも言えます。

この年2度目の訪問。前回のお正月訪問時は無料開放されていたのでタダで入ることができたけど、今回は通常の320円を支払ってオジャマします（現金の他、クレジットカードや電子マネー、Paypayなどの支払いも可）。前回はまだ雪は薄らだったけど、今回はしっかりがっつり積もってるよ！それでも人が歩くところはちゃんと除雪されていて、まぁ普通の靴でも大丈夫。

雪景色が似合う兼六園

約11.4万平方メートルの広大な園内、その中心に位置する園内でも最も大きな池「霞ヶ池」もすっかり凍っています！池の周辺には、栄螺山、内橋亭、徽軫灯籠、虹橋、唐崎松、蓬莱島などの名勝が配され、ぐるりと回りながら景色を楽しむことができます。

兼六園の作庭はココから始まったとされる、瓢箪のような形をなす「瓢池（ひさごいけ）」もご覧の通り。水面歩けるのかなー？とか考えたりｗ

兼六園といえば雪吊り

そして、たいそう大雪だったであろうに、雪吊りのおかげで木々は見事に守られています。機能的且つ美を日本が誇る技ですな。

藩政末期に試作されたものだそうで、日本最古と言われる噴水は、先の「霞ヶ池」を水源とし、池の水面との高低差による自然の水圧で上がっているって！すご！

六勝のひとつ「眺望」を楽しむのに最適な眺望台からの山々と石川の街並。やっと、雪の石川金沢を見られました！満足なり。さて、次はいつ来るかな？（笑）

終始アートを感じる「金沢21世紀美術館」

2004年に建てられた、現代美術を収蔵する「金沢21世紀美術館」

「兼六園」や「近江町市場」などの観光スポットとも近く、合わせて訪れる観光客が多いそうです。芝生の中央に建つ円形の総ガラス張りの建物は、全てが正面に見えるという設計。建物からすでに『アート』が始まっています。

建物自体は自由に入ることができ、無料で楽しめる場所もいくつかあります。

地下から入ったので上階にあがるのだけど、そのエレベーターもガラス張り。アートです。

廊下の柱。これも、アートです。この贅沢な空間づくりも、アートです。

さまざまに映し出される映像もアート。自由に入れる「アートライブラリー」。アートの本って買うとめっちゃ高いからね～アート好きにはたまらん空間なんでしょうね。ごゆっくりどうぞ。

有料のエリアはチケットを購入して。鑑賞するにはさまざまな注意事項があります。禁煙とか飲食禁止とかまぁ当たり前の事に加え、大きな荷物を持っての入場は禁止。あらかじめロッカーに預ける必要があるのでご注意下さい。

カメラの準備をお忘れなく！インスタ映えスポット

作品：「スイミング・プール」
これを見るためにわざわざやってきました！インスタやSNSでも話題らしい！作品名の通り、光庭に設えられたスイミングプール。上から覗いてみると人が入ってる！？と思わせるヤツです。構造としては、透明ガラスの上に10cmほどの水が張られていて、中は空っぽの空間。なので、その中にも実際に入ることができます。

光りの入り込み具合により、カップルやグループ、友達と、こんな感じでポーズをとり撮影すると水中撮影しているかのようにも見える・撮れるそうですが…あんまり上手く撮れなかったｗｗ

この感覚、驚きますか？？…これも、アートです。

美術館の至る所にアート

だだっ広い空間にベンチソファひとつ。これも、アートです。

作品：「アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー３」
建物周囲の芝生に設置されるチューバ状の筒。全部で12個が2個ずつペアになっていて、ラッパ口に声を発すると、地中を通る管を通して声を伝えてくれるもの。近くのものや隣り合うもの同士が必ずしもペアとは限らないので、どこに声が伝わるかも楽しめるそう。いくつか試したけど声は届かず聞こえずでした…ｗ